東京市場は軟調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は286ドル安の33127ドルで取引を終えた。中東の地政学リスクや金融引き締め長期化を警戒して終日軟調な展開。テスラやアマゾンなど主力グロース株が大きく売られており、ナスダックが1.5%安と下げが大きくなった。ドル円は足元149円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて160円安の31060円、ドル建てが135円安の31085円で取引を終えた。
米国株安を受けて売りに押されると予想する。米10年債利回りは20日は4.91%台で終えたものの、先週5%を上回る場面があった。マーケットにくすぶる不安材料に解消の兆しが見えず、リスク回避ムードが強い1日となるだろう。国内で日曜に投開票があった衆参補選は自民党が1勝1敗となったが、2勝できなかったことで岸田政権の求心力低下も懸念される。CME225先物からは日経平均は31000円近辺からのスタートが想定される。節目を大きく下回るようなら押し目買いは入るとみるが、多くの銘柄は先の決算発表を前に手がけづらく、安く始まった後の戻りは鈍いと予想する。日経平均の予想レンジは30800円-31150円
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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