東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は250ドル安の33414ドルで取引を終えた。パウエルFRB議長が講演でインフレ率がまだ高すぎると言及。金融引き締め長期化が意識され、10年債利回りは4.99%台まで上昇。5%に接近した。3指数はプラス圏とマイナス圏を行き来したが、終盤にかけては下押し圧力が強まり、そろって下落した。ドル円は足元149円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて85円安の31315円、ドル建てが55円安の31345円で取引を終えた。
米国の長期金利が上昇し、これを受けて米国株も下落したことから、日本株は警戒売りに押されると予想する。パウエル議長からは現在の金融政策が引き締めすぎではないとの見解も示されており、米10年債利回りは早晩5%に乗せそうな状況。CME225先物からは100円程度下からのスタートが想定される。米国株が暴落のような反応にはならなかったこと、日経平均はきのう611円安と大きく下げていることなどから、値幅に関してはそれほど出ない可能性はある。ただ、今週は米国の金利上昇に振り回され続け、その懸念が払しょくできないまま週を終えることになりそう。押し目でも買いは入りづらく、場中はリスク回避の売りに押され続けると予想する。日経平均の予想レンジは31000円-31400円
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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