東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落。ダウ平均は13ドル高の33997ドルで取引を終えた。9月小売売上高が強い結果となったことで、長期金利が大きく上昇。政府が半導体の中国輸出規制を強化すると伝わったことでエヌビディアが大幅安となっており、ハイテク株が売りに押された。一方、金利上昇を受けて金融株などには買いが入っており、全体では方向感が定まらなかった。ドル円は足元149円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて70円高の32110円、ドル建てが100円高の32140円で取引を終えた。
S&P500はほぼ横ばいでナスダックは小幅安と、ネガティブな材料があった割には米国株は大きく崩れなかった。CME225先物はプラススタートを示唆しており、底堅い展開を予想する。エヌビディアの大幅安を受けて半導体株は嫌われるだろうが、金融株を中心にバリュー系の銘柄には資金が向かいそう。グロース株はきょうは逆風が予想されるものの、本日米国ではテスラやネットフリックスが決算を発表予定で、この内容を見極めたい局面。場中は様子見ムードが強まり、前日終値近辺でのもみ合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは31950円-32200円
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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