【見通し】NY株見通し-金融政策の見通しを巡り、9月雇用統計に注目

今晩は米9月雇用統計に注目。昨日は翌日の米9月雇用統計の発表を控え様子見姿勢が強まり、主要3指数は小動きとなった。ダウ平均が9.98ドル安(-0.03%)とほぼ横ばいで終了し、S&P500とナスダック総合はそれぞれ0.13%安、0.12%安と小幅に反落した。週初来ではダウ平均が1.16%安と3週続落ペース、S&P500が0.70%安と5週続落ペースとなり、ナスダック総合はほぼ横ばいとなった。

 今晩の取引では金融政策の見通しを巡り、寄り前に発表される9月雇用統計に注目が集まる。9月雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数(NFP)が17.0万人増と前月分の18.7万人増から鈍化が予想されているが、失業率は前月分の3.8%から3.7%に改善が見込まれ、平均賃金は前年比では+4.3%と前月から横ばいが見込まれているが、前月比では+0.3%と前月分の+0.2%から小幅加速が見込まれている。今週発表された雇用指標は8月JOLTS求人件数が予想を上回る強い結果となった一方、9月ADP民間部門雇用者数は予想を下回る弱い結果となり、強弱まちまちとなった。11月米連邦公開市場委員会(FOMC)では80%の確率で政策金利の据え置きが予想されているが、9月雇用統計の結果を受けた政策見通しや米国債利回りの動向が焦点となりそうだ。

 今晩の米経済指標は9月雇用統計のほか、9月消費者信用残高など。このほか、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の講演も予定されている。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:10月6日、14:00)


・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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