日経平均株価は反発。高く寄り付いたあとは、75日移動平均線(38453円 5/10)や25日移動平均線(38227円 同)を上回り、一時は600円を超える上げ幅となる場面があった。一方、5/7高値(38863円)を上値のフシとして意識し上げ幅を縮小。終値ベースでは75日移動平均線や25日移動平均線の下に押し戻される展開となり、3日連続の陰線で取引を終えた。
RSI(9日)は前日56.4%→46.4%(5/10)に低下。50%を下回ったものの、週明けは上昇しやすいタイミングとなる。
引き続き、足元は正念場である。下向きで推移している25日移動平均線から下に押し戻される動きは想定の範ちゅうだが、直近3日間の引け味の弱さが気がかりである。
4/19安値を起点とした目先の戻り基調が崩れたわけではないが、100日移動平均線(37294円 同)に向けて強い陰線が生じる可能性が高まっている点には留意が必要だ。その懸念を払しょくするためにも、25日移動平均線を一気に上回るような下げを否定する強い陽線を形成する必要がある。
上値メドは、25日移動平均線、心理的節目の39000円、4/12安値(39457円)、心理的節目の40000円、4/1高値(40697円)などが考えられる。下値メドは、心理的節目の38000円、100日移動平均線、4/19安値(36733円)、心理的節目の36000円などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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