29日の香港市場は軟調か。中国本土はきょうから10月6日まで中秋節・国慶節で休場となり、中国本土市場との相互取引は停止となる。また、香港市場も10月2日は国慶節の翌日で休場となるため、連休を前に持ち高調整の売りが相場の重しとなりそうだ。
一方、動向が注目される中国の不動産企業、中国恒大集団(03333)を巡っては、許家印会長が犯罪行為に関与した疑いがあるとして強制措置が執られていると28日夜に発表。許会長の次男でグループ会社の役員を務めていた許騰鶴氏も連行されたと伝わっており、中国不動産企業の債務問題が引き続き警戒されそうだ。
28日のNY株式相場は主要3指数がそろって上昇。強い雇用指数を受けて米10年債利回りが上昇したことで、やや軟調にスタートしたが、その後、米10年債利回りが低下したことでハイテク株を中心に上昇した。ただ、米政府機関の閉鎖リスクが引き続き意識されたほか、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する個人消費支出 (PCE) 価格指数の発表を翌日に控え、様子見姿勢も強まったことで上値は限定的だった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はHSBC(00005)やテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)などが香港終値を上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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