21日の香港市場は軟調か。20日のNY株式相場で主要3指数はそろって下落。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が市場予想通りに据え置かれたものの、年内の追加利上げの可能性が示されたことでハイテク株を中心に売りが強まった。米株安の流れを引き継ぎ、香港市場でもハイテク株を中心に軟調な値動きとなりそうだ。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、テンセント(00700)や美団(03690)、アリババ集団(09988)などが香港終値を下回って引けている。
一方、ハンセン指数は前日に終値で8月23日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けており、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが予想される。また、中国本土では来週29日から中秋節・国慶節の大型連休が始まるとあって、関連銘柄を中心に物色する動きも期待できそうだ。ただ、碧桂園(02007)など不動産企業の債務問題に対する警戒感は強く、引き続き相場の重しとなりそうだ。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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