日経平均株価は続落。前日終値を意識したスタートから次第に弱含む展開となった。連日で陰線を形成し、10日移動平均線（32975円 9/20）まで下げる格好となった。
RSI（9日）は前日54.1％→45.6％（9/20）に低下したが、早期に50％超に戻せるかどうか。先週末の上昇で、7月以降で形成される高値と安値を切り下げるフラッグ型の保ち合いパターンを上放れた。それによって6月や7月につけた高値水準が射程圏に入っているが、先んじて7/3高値（33762円）を起点に8/1高値（33488円）を通る右下がりの抵抗線（現在は「支持線」に変わっている）に向けて揺り戻しの調整が続いた。あすは10日移動平均線や支持線付近から再び上昇できるかが焦点となる。
上値メドは、6/19高値（33772円）、2021年9月高値から2022年3月安値までの下落幅に対する1.5倍返しとなる33850円処、心理的節目の34000円処、34400円などが考えられる。下値メドは、75日移動平均線（32639円 同）、25日移動平均線（32479円 同）、100日移動平均線（31992円）、8/25安値（31572円）などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
