日経平均株価は大幅反発。10日移動平均線（32864円 9/14）を上回る陽線を形成し、終値ベースでは6日ぶりに33000円台を回復した。
RSI（9日）は前日52.4％→60.6％（9/14）に上昇。50％超の水準で強いモメンタムを維持している。現在は7月以降で形成される高値と安値を切り下げるフラッグ型の保ち合いパターンの中にある。その上限でもある7/3高値（33762円）を起点に8/1高値（33488円）を通る右下がりの抵抗線付近で頭打ちとなったあとに調整を入れたが、75日移動平均線（32555円 同）を支持に反転している。再び抵抗線に突っかける動きになっており、このまま明確に上抜けることができれば、6月や7月につけた高値水準が見えてくる。
上値メドは、9/7高値（33322円）、8/1高値（33488円）、6/19高値（33772円）、2021年9月高値から2022年3月安値までの下落幅に対する1.5倍返しとなる33850円処などが考えられる。下値メドは、25日移動平均線（32358円 同）、8/24高値（32297円）、100日移動平均線（31852円）、8/25安値（31572円）、8/18安値（31275円）円などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
