皆さんは、肩こりや腰痛に悩まされたことはありませんか?体の一部に痛みが出てくるとやる気が出なかったり、余計疲れが溜まっていく気がしますよね。そんな悩みを「たかはし整骨院」の高橋院長に解決していただきました!すぐに効果が期待できるつぼや、スマホトレーダーへのアドバイスなどを取材しました。普段デスクワークされている方々なども、必見です。
PickUp編集部:- 本日はよろしくお願いします。
高橋院長:- よろしくお願いします。なんでも聞いてください。
PickUp編集部:- ありがとうございます。では遠慮せずどんどん伺います。
目の疲れ、頭を働かせる
PickUp編集部:- ではまず始めに、なんですがFXトレードなどで、ずっとパソコンやスマホの画面を見ていると結構目が疲れてくるんです。ズバリ対処法などはありますか?
高橋院長:- そうですねー。まずは両人差し指を両耳の上から頭のテッペンへたどって下さい。その人差し指がちょうどぶつかったポイントから指二本分前のところを、右回し、左回しを20-30回転ほどグリグリしてあげる。これで、目の疲れや眠気で頭が働かない時なんかにも効果的です。
PickUp編集部:- あ、けっこう来ますね。
高橋院長:- 自分が眠い時って頭も鈍るし体も動かないし、うまく行動できないじゃないですか。これって脳が寝ちゃってるからなんです。そういうときには脳と体のつながりをつよくするためツボを刺激して脳を起こす、そういう意味もあります。
PickUp編集部:- なるほどー。
ちなみに、グリグリ押すときの強さはどれくらいがいいんですか?
高橋院長:- なんでも大丈夫ですよ。ご自身のよい強さでやってみてください。
高橋院長:- 他には、耳を思いっきり引っ張る。これはもうガッッッと、強く引っ張ります。
PickUp編集部:- 先生、ちょっと引っ張りすぎじゃないですか・・・?
高橋院長:- これは即効性ありますよ。あ、本当に引っ張った時、たまに「ぷちっ」っていいます。
PickUp編集部:- えっ・・・(笑)
高橋院長:- それは気にしないでください。
PickUp編集部:- わ、わかりました(笑)耳を引っ張る方向は真横ですか?
高橋院長:- 斜め後ろくらいに引っ張ってもらえると、ガッッッとくると思います。まあ、下方向や、いろんな方向に引っ張ってもらえればなと。
PickUp編集部:- 確かにシャキッとしてきました。これも脳の疲れが改善されるってことですか?
高橋院長:- 実は脳そのものに疲れっていうものはないんですよ。電気信号を通しているだけなんで。頭の周りの筋肉をほぐすことで、血流をよくしてやる。こめかみなんかをほぐしてあげるといいですね。
緊張状態をほぐす
高橋院長:- あとは・・・鼻の下。
PickUp編集部:- 鼻の下、ですか?
高橋院長:- そう鼻の下。人中(じんちゅう)の部分ですね。それと下唇の下。これは、片方ずつでも両方一緒でもいいんですけど、人差し指と中指の先を使って右回転、左回転を20-30回ずつ回してあげる。これは呼吸を整える方法です。FXトレードや仕事などで、ずっと前かがみになって作業していると、呼吸が浅くなってくるんですよ。横隔膜の動きが悪くなってくるんですね。その状態が続くだけでも疲労しやすい、肩が凝りやすいことなってしまいます。鼻の下、下唇の下をほぐすことによって腹筋と横隔膜にしっかりと力が入るようになります。特にこの上顎骨(じょうがくこつ)の縫合のところ。この縫合のところに緊張があったりすると、横隔膜のほうにも影響が出るようになってきます。そうなれば腹筋に力が入らなくなって姿勢が悪くなるとか悪循環に陥ります。鼻の下をほぐしてあげるだけで全然違いますよ。
PickUp編集部:- 体って、全部つながっているんですね。
高橋院長:- こういうのは多分他の整体の先生たちは言わないかなと(笑)
PickUp編集部:- ここまでお伺いしてきて、「緊張状態をいかにほぐすか」がポイントということですか?
高橋院長:- そうですね、トレーダーの方とかデスクワークしている方々のように、ずっと作業している場合は、緊張状態をほぐすことに気を付けることが一番ポイントじゃないかなと思うんですよね。
体を「ひらく」
PickUp編集部:- あと肩こりに効くメソッドがなにかあれば教えていただきたいのですが。できれば、机に座りながらできる、時間を取らない、トレードしながらできるっていうのがいいんですけど。
高橋院長:- 欲張りですね・・・。じゃあ例えば、トレードで使ってない方の腕を机にのっけて、手のひらを上にしておくとか。机が無ければ、手のひらを上にして、ポケットに突っ込んでおくとかはどうでしょう。簡単でしょ。
PickUp編集部:- なるほど。座った状態でってことですね。
高橋院長:- はい。人間って机で作業するときって必ず体が内側に入っているんですよ。猫背をイメージしていただくと、肩が体の中に入っていませんか?だから、中から外にひろがることをしてあげないといけない。体を内側から外側にひらくことで、ストレッチになります。
PickUp編集部:- ひらくことがストレッチになる?
高橋院長:- そうです。疲れを貯めない人は体を閉じすぎないようにしてるんですよ。うまく力がぬけているというか。肩が凝る人っていうのは、際限なく内側に体が丸く閉じていっちゃう人なんですね。だから、どこかの時間で体をひらく時間をつくってあげる。手のひらを外に向ければ、勝手に体が開いていくのは、やってみると実感できると思います。
やるのは、ちょっとした空き時間でいいんです。さっき言ったようにパソコンのマウスさわっていない手は、手のひらを上にして机の上に置いておく。スマホトレードの方は、手のひらを上にして、ポケットに入れておくとか。普段まるまってる人ほど、地味にきついですよ。普段の「待ち」の姿勢がこのようになればストレッチが習慣になると思うんですよね。
PickUp編集部より
前編は「頭を働かせる」「体をひらく」ことを中心にお話をお聞きしました。
そのなかでも「体をひらく」ことは、トレーダーやデスクワーカーにとってより意識してほしいポイントだと仰っていたのが印象的です。 本シリーズは中編、後編と続くので、次回もぜひお楽しみにしてくださいね!
たかはし整骨院 高橋篤院長
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