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【見通し】株式明日の戦略-手がかり難の中で小休止、AI関連優位の傾向は継続か

26日の日経平均は4日ぶり反落。終値は162円安の64996円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり698/値下がり816。証券会社が目標株価を引き上げたソフトバンクGが、AI関連に向かい風が吹く中でも強烈に買われて10.9%高。古河電工も証券会社の目標株価引き上げを受けて3%超上昇した。足元で騰勢を強めている太陽誘電が商いを伴って急伸。川崎重工やIHIなど防衛関連に強い動きが見られた。

 一方、キオクシアHDが4.6%安。アドバンテスト、ディスコ、レーザーテックなど半導体株の多くが大きく売られた。1:5の株式分割を発表した日東紡は買いが先行したものの、先の需給悪化が警戒されたか、急失速して6%を超える下落。三菱商事や三井物産など商社株が軟調となった。今期の営業減益見通しを提示した芝浦機械は、前期の営業利益が計画を下振れたことも嫌気されて一時ストップ安となるなど急落した。

 日経平均は下落。ただ、手掛かり難の中で、AI関連の一角が利益確定売りに押された程度の動きであった。AI関連も全面安ではなく、引き続き強く買われる銘柄も散見された。トレンドが変わった雰囲気はなく、休場明けの米国株が落ち着いていれば、AI関連は期待値の高い状態が継続するだろう。一方、AI関連以外を物色する動きは限定的であった。値上がり銘柄がもう少し多く、TOPIXが上昇するようなら裾野の広がりに対する期待が高まるが、きょうはそこまでではなかった。AI関連以外を見直す動きが出てくるのは、もう少し先とみておいた方が良いかもしれない。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ