週明け13日の香港市場は神経質な展開か。中東の和平協議の行方が見通せないなか、戦火の状況や原油相場に市場が反応する展開となりそうだ。米国とイランが11-12日にパキスタンで行った停戦交渉は合意に至らなかった。トランプ米大統領は12日、米海軍がエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡で船舶の出入りを封鎖するプロセスに入ると明らかにした。「国際海域でイランに不当な通航料を支払った全ての船を捜索して阻止するよう海軍に命じた。イランが海峡に敷設した機雷の破壊も始める。我々や平和的な船舶を砲撃するイラン側は地獄に吹き飛ばされる!」と自身のSNSに投稿した。
ハンセン指数は前週末に反発し、終値は3月18日以来およそ3週間ぶりの高値だっただけに、利益確定売りが出やすい。また、14日には中国の3月の貿易統計が発表されるほか、週内に同月の金融統計、小売売上高、鉱工業生産、さらに1-3月期国内総生産(GDP)などが公表される予定結果を見極めたい投資家が積極的な売買を手控える可能性がある。
10日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が3日ぶりに反落した半面、ハイテク株主体のナスダック総合は8営業日続伸した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、不動産開発の華潤置地(01109)が香港終値を上回った半面、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
