本日のロンドン為替市場のユーロドルは、1月の仏消費者物価指数(CPI)速報値を見極めつつ、デンマーク自治領グリーンランド、ウクライナ、中東情勢に関するヘッドラインに警戒していく展開となる。
明日発表される1月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)の参照値となる1月仏消費者物価指数(CPI)速報値は前月比▲0.1%、前年比0.6%と予想されている。
先週発表された1月独CPI速報値は、前月比+0.1%、前年比+2.1%と、前月分から上昇基調だった。
12月のユーロ圏HICPは前年比+1.9%と11月の同+2.0%から伸びが鈍化し、コア指数は同+2.3%での横ばい推移が続いていた。
一方、欧州中央銀行(ECB)の消費者期待調査では、1年先の期待インフレ率は前年比+2.7%から同+2.8%に若干加速しており、明日発表される1月のユーロ圏HICPを見極めて、5日の欧州中央銀行(ECB)理事会の結果を待つことになる。
12月のECB理事会議事要旨では、一部の参加者が利下げを主張していたものの、理事会は現行の金融政策が「よい立ち位置」にあるとして、金融政策の現状維持が決定されている。
5日の理事会でも、金融政策の据え置きが見込まれている。
また、昨日、フランスでは、ルコルニュ仏首相が提出した2026年予算案が国民議会(下院)での通常の採決を経ない形で、ようやく成立したことで、フランスの政治リスクが後退し、ユーロ売り材料がひとつなくなったことになる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.1876ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:184.33円(日足一目均衡表・転換線=基準線)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.1708ドル(日足一目均衡表・雲の上限)
・ユーロ円:182.09円(1/29安値)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
