27日の日経平均は大幅反発。終値は448円高の53333円。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり686/値下がり846。アドバンテストのほか、キオクシア、レーザーテック、ディスコなど半導体関連の多くが大幅上昇。フジクラや古河電工など電線株の動きも良かった。足元で振れ幅が大きくなっている東洋エンジニアリングが12.8%高と急騰。上方修正や増配を発表した日本高純度化学がストップ高比例配分となった。
一方、円高への警戒が根強い中、トヨタ、ホンダ、スズキなど自動車株が軟調。円高メリット銘柄も直近で買われた反動で売られており、ニトリHDや神戸物産が大幅安となった。決算を発表したファナックはプラス圏とマイナス圏を行き来したが、小幅な下落で終了。東電HDが派手に下げたほか、1Qが営業減益となったインソースが急落した。
日経平均は400円を超える上昇。後場に上げ幅を広げており、終値(53333円)で5日線(53305円、27日時点)を上回った。きのうの下げ分(961円安)の半分程度の戻りにすぎないが、一時3桁下落となったところから切り返しており、印象は良い。ドル円にらみの状況は続くが、この先は決算発表も増えてくるだけに、マクロの弱材料には鈍感になっていくことも期待できる。きょうは半導体株の動きが良かったが、あすの引け後にはアドバンテストが決算発表を予定している。ラリーが見られるかどうか、あすも半導体株から目が離せない。
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
