週明け19日の香港市場は続落して始まるか。米連邦準備理事会(FRB)の次期議長を巡るトランプ米大統領の発言を受けて年内の利下げ観測がやや後退し、米長期金利が上昇したことで投資家がリスクを取りにくくなりそうだ。16日のNY債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.05%高い4.22%で終えた。一時は4.23%と2025年9月上旬以来およそ4カ月ぶりの高水準を付けた。外電によるとトランプ氏は16日、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長を次期FRB議長に指名することに難色を示した。ハセット氏はトランプ氏への忠誠心が強く、FRB議長候補の中で最も利下げに積極的とみられている。
中国国家統計局がきょう午前に発表する2025年10-12月期の国内総生産(GDP)など主要な経済指標が注目の材料。前週発表された25年12月の貿易統計、金融統計に続いて市場予想より強い結果になれば、買い材料になり得る。
16日のNY株式相場はダウ平均が反落。FRBの独立性への懸念が強まったことや、イランやグリーンランドを巡る地政学的リスクの高まりが意識された。半導体株が引き続き上昇したものの、ハイテク株主体のナスダック総合は小幅に続落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のアリババ集団(09988)、テンセント(00700)、美団(03690)、香港公益株の香港鉄路(00066)、保険株のAIAグループ(01299)が香港終値を下回って引けた。19日の米市場はキング牧師生誕記念日の祝日で休場となる。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
