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【見通し】株式明日の戦略-大幅高で週間では4桁上昇、来週は米国の経済指標に一喜一憂か

9日の日経平均は3日ぶり大幅反発。終値は822円高の51939円。

 日経平均は大幅上昇。ここ数日は後場に前場の動きを増幅するような動きが見られており、7日や8日は後場に下げ幅を広げた一方、きょうは後場に一段高となった。ファーストリテイリングの貢献度がかなり大きかったが、今週の値動きを見ると、2026年も寄与度の大きい銘柄に日経平均が影響を受ける場面が多くなりそう。日経平均だけを見ていると、失速した際に天井なのか調整・小休止なのかを見誤る可能性もある。日経平均の振れ幅が大きくなった際には、TOPIXなど他の指数に注意を払って冷静に日本株の方向を見定める行動を心がけたい。

【来週の見通し】
 一進一退か。月曜が休場で立ち合いは4日。国内は前半に決算発表がいくつかあるものの、やや材料難。米国で消費者物価指数(CPI)や小売売上高など注目度の高い指標の発表が多いだけに、米国動向に振らされる場面が多くなると思われる。米国の物価指標がそれほど強くなく、小売指標がしっかりしたものとなれば、米国株は大きく上昇する展開も期待できる。ただ、逆の場合には米国株には高値警戒感が出てくるほか、指標結果が米国の長期金利やドル円を大きく刺激した場合には、銘柄選別において優劣が色濃く出てくる可能性もあるだけに、週を通して強弱感が交錯し続けるだろう。

【今週を振り返る】
 乱高下したが週間では大きく上昇した。2026年に入り大発会1月5日の日経平均は4桁の上昇。半導体株や防衛関連などに強い買いが入った。TOPIXは史上最高値を更新。この日の米国ではダウ平均も史上最高値を更新しており、6日には日経平均も史上最高値を更新した。中国政府が日本に対して軍民両用物資の輸出規制を強化すると発表したことから、7日と8日は一転して値幅を伴った下げとなった。しかし、9日は好決算を発表したファーストリテイリングがけん引役となって大幅上昇。日経平均は週間では約1600円の上昇となり、週足では陽線を形成した。

【来週の予定】
 国内では、12月景気ウォッチャー調査(1/13)、12月マネーストック、5年国債入札(1/14)、12月国内企業物価指数(1/15)などがある。

 海外の経済指標の発表やイベントでは、米3年国債入札、米10年国債入札(1/12)、米12月消費者物価指数(CPI)、米12月財政収支、米30年国債入札(1/13)、中国12月貿易収支、米12月小売売上高、米12月生産者物価指数(PPI)、米12月中古住宅販売件数(1/14)、米12月輸出物価指数、米12月輸入物価指数(1/15)、米12月鉱工業生産、米12月設備稼働率、米1月NAHB住宅市場指数(1/16)などがある。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ