8日の香港市場は方向感を欠く展開か。7日のNY株式相場は高安まちまち。年初から好調にスタートした金融やエネルギー株が下落したほか、トランプ米大統領が配当や自社株買いを認めないとした防衛関連株や、機関投資家による戸建て住宅の購入を禁止する方針を示したことが嫌気されたブラックストーンなどのプライベート・エクイティ(PE)銘柄の下落も相場の重しとなった。
一方、中国当局による景気対策への期待は強いものの、積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらないなか、最近の上昇を受けて利益確定の動きが強まりそうだ。また、9日には米雇用統計が発表されるほか、週明けには中国の物価統計の発表も予定されており、様子見ムードが広がる可能性もある。
7日のNY株式相場はダウ平均が4日ぶりに反落し、ハイテク株主体のナスダック総合は小幅に3日続伸して終了した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はHSBC(00005)のほか、アリババ集団(09988)や美団(03690)、テンセント(00700)が香港終値を下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
