10日の香港市場は上値の重い展開か。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を10日(香港時間11日未明)に控え、様子見ムードが強まりそうだ。FOMCでは0.25%の利下げが確実視されているものの、来年の利下げ見通しを巡り、発表される経済・金利見通しや、パウエルFRB議長の記者会見が注目されている。
一方、ハンセン指数は前日に続落し、終値ベースで11月21日以来、およそ2週間半ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも予想される。なお、中国では日本時間午前10時30分に11月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)が発表される予定。市場コンセンサス予想はCPIが0.7%上昇、PPIが2.0%下落。
9日のNY株式相場はダウ平均が続落した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は小幅に反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はHSBC(00005)やアリババ集団(09988)が香港終値を上回って引けた半面、美団(03690)やテンセント(00700)が下回って引けた。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
