27日の日経平均は大幅に3日続伸。終値は608円高の50167円。米国株高を好感して、寄り付きから300円を超える上昇。大型ハイテク株が上昇を先導して開始早々に節目の5万円を上回ると、一気に50300円台まで水準を切り上げた。700円超上昇したところで買いが一巡すると、10時以降は動意が乏しくなった。後場は狭いレンジでのもみ合いが続いたが、萎んでも5万円より上はキープ。600円を超える上昇で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆9600億円。業種別では電気機器、非鉄金属、鉱業などが上昇した一方、医薬品、精密機器、石油・石炭などが下落した。証券会社が目標株価を引き上げたレゾナック・ホールディングスが急伸。半面、証券会社が投資判断を引き下げたりそなホールディングスが大幅に下落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり969/値下がり566。連日で全市場の売買代金トップとなったキオクシアが、きょうは強く買われて7.9%高。アドバンテスト、東京エレクトロン、レーザーテックなど主力の半導体株がそろって大きく上昇した。自己株取得を発表した山口FGが急騰。日経記事などを手がかりに、内海造船や名村造船など造船株に資金が向かった。
一方、三菱UFJやみずほなどメガバンクの一角が軟調。ディフェンシブ系の銘柄は物色の蚊帳の外に置かれており、塩野義製薬やエーザイなど薬品株が売りに押された。円安に一服感が出てきたことから、ホンダや日産自動車など自動車株が軒並み安。3Q累計が最終赤字となったタカショーが急落した。
日経平均は大幅高で5万円の節目を上回った。終値は50167円。19日につけた直近安値48235円からは2000円近く水準を切り上げており、この先は下げる場面があっても押し目では買いが入りやすくなるだろう。あすは5万円より上で値を固めることができるかどうかが焦点となる。週末かつ月末となるが、本日の米国が休場だけに手がかり難が予想される。一段高となるか軟調に推移するかは、本日強かった大型グロース株次第となりそう。今週はここまで良い流れが続いている。すぐ上に控えた25日線(50190円、27日時点)を上回って11月相場を締めくくる展開に期待したい。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
