日経平均株価は大幅反落。5日移動平均線(50895円 11/14)や10日移動平均線(50975円 同)を下回るスタートから下値を試す展開となった。ただ、後場の戻りは鈍かったものの、前場安値を下回ることなく終えた。
RSI(9日)は前日49.6%→31.5%(11/14)に低下。下向きに変化した10日移動平均線を下回ったことで、25日移動平均線(49836円 同)までの押し目形成が想定できる。週初は転換線(50855円 同)が下向きに変化する影響にも留意したい。
一方、11月5日や7日の安値で意識した20日移動平均線(50322円 同)前後で終えている。週明けの反発に期待できる局面でもあり、これまでの見方を大きく変える必要はない。
上値メドは、心理的節目の51000円や52000円、11/4高値(52636円)、心理的節目の53000円や53500円などが想定される。下値メドは、心理的節目の50000円、25日移動平均線、11/7安値(49640円)、11/5安値(49073円)、10/23安値(48399円)、心理的節目の48000円などがある。
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
