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【見通し】ロンドン為替見通し=金融当局者の発言や独ZEWを見極め、英雇用データにも注目

本日のロンドン為替市場でユーロ相場は、週明けから強まったリスク志向ムードが継続するかを確かめつつ、欧州金融当局者の講演や独ZEW景況感指数を見極めながらの値動きとなりそうだ。ポンドは英雇用データが材料視される。

 当局者講演は、欧州午前にブイチッチ・クロアチア中銀総裁やスレイペン・オランダ中銀総裁、午後にコッハー・オーストリア中銀総裁、エスクリバ・スペイン中銀総裁が予定されている。この中ではスペイン中銀総裁のみがややハト派に位置づけられ、それ以外はタカ派スタンスとされている。「利下げ打ち止めの可能性」に言及するかもしれず、その場合に市場がどのような反応を示すか注目したい。オーストリア中銀総裁は、次回12月理事会で投票権を持たない。

 日本時間19時に発表される11月独ZEW景況感指数は、予想41.0と前回値を上回る見込み。50超えの7月分にはまだ距離があるものの、予想通りであれば3カ月連続の上昇と底打ち感も出てくるか。予想から離れた結果となれば、このところ狭いレンジ相場が続いていた後なだけに、ユーロドルの動意につながるかもしれない。

 英雇用データでは、4.9%と悪化予想の7-9月英失業率(ILO方式)に注意したい。見込み通りであれば2021年前半以来の高さとなる。週平均賃金の上昇率にも注目だが、労働市場の弱さが確認されるようだと、前回の英中銀金融政策委員会(MPC)を経て強まった「12月利下げ」に対する思惑が一層意識されそうだ。

 このほか英国からは、グリーン英MPC委員がUBS欧州カンファレンスで講演予定。同委員は、政策金利据え置き決定を支持した1人。英中銀が8月に利下げを実施したときには、据え置きを主張していた。

想定レンジ上限
・ユーロドル、日足一目均衡表・基準線1.1599ドル
・ポンドドル、日足一目均衡表・基準線1.3249ドル


想定レンジ下限
・ユーロドル、6日安値1.1491ドル
・ポンドドル、7日安値1.3095ドル

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ