東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は161ドル高の47706ドルで取引を終えた。FOMCの結果発表を翌日に控えて利下げ継続に対する期待が高い状況が続く中、個別に材料があったエヌビディアが5%近く上昇するなど主力グロース株の一角に強い動きが見られた。ドル円は足元152円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが235円高の50695円、ドル建てが325円高の50785円で取引を終えた。
米国株高を好感した買いが入ると予想する。アドバンテストがきのう引け後に上方修正を発表しており、エヌビディアの大幅高も追い風に大型グロース株が上昇を先導するとみる。きのうの日本株は全面安となったものの、日経平均は5万円を割り込まなかった。きょうはギャップアップスタートが見込まれるだけに、「押し目待ちに押し目なし」の様相が強まり、場中も強い基調が続くだろう。日経平均の予想レンジは50550-51000円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
