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【見通し】16日香港株=軟調か、米中貿易摩擦の激化を懸念 様子見ムードも

16日の香港市場は軟調か。米中貿易摩擦の激化懸念が引き続き相場の重しとなりそうだ。トランプ米大統領はホワイトハウスで開いた記者会見で、今後数週間以内に中国の習近平国家主席と会談する意向を示したものの、中国と今まさに貿易戦争の最中にあると発言。ベッセント米財務長官と米通商代表部(USTR)のグリア代表は記者会見で、中国によるレアアースの輸出規制は米国だけでなく世界全体に影響を与えると非難した。

 一方、ハンセン指数は前日に8営業日ぶりに反発したものの、最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも予想される。ただ、中国では週明けに7-9月期の国内総生産(GDP)や9月の小売売上高、鉱工業生産など主要経済指標の発表が控えており、様子見ムードが強まる可能性もある。

 15日のNY株式相場はおおむね上昇。予想を上回る7-9月期決算を発表したバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーが大幅に上昇したことや、オランダの半導体製造装置メーカー、ASMホールディングの強いガイダンスを好感した半導体株の上昇にけん引され堅調にスタートしたが、米中貿易摩擦の激化懸念や政府閉鎖の長期化などが嫌気され下落する場面もあった。もっとも終盤は利下げ期待などを支援に再び買いが優勢となった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)や美団(03690)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)が香港終値を下回って引けた。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ