東京市場は一進一退か。米国株は上昇。ダウ平均は81ドル高の46397ドルで取引を終えた。ファイザーやメルクなど薬品株が大きく上昇した。ただ、政府機関の一部閉鎖の可能性がくすぶる中、3指数とも中盤まではマイナス圏で推移する時間が長く、総じて方向感に欠ける動きであった。ドル円は足元147円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが75円安の44855円、ドル建てが10円高の44940円で取引を終えた。
米国株は上昇したが、値幅は限られた。ドル円はやや円高に振れており、日本株は強弱感が交錯すると予想する。きのうの日経平均は米国株の上昇を好感できず、3桁の下落で終えた。米9月雇用統計や自民党総裁選の投開票を先に控えて腰の入った買いは期待しづらく、上値追いには慎重となるだろう。一方、米国株が政府閉鎖の可能性がある中でもプラスで終えているだけに、下げる場面があれば下値は拾われるとみる。上にも下にも動きづらく、場中は前日終値近辺でもみ合う時間が長くなると予想する。日経平均の予想レンジは44600-45200円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
