日経平均株価は反落。午後からの急落で一時は10日移動平均線(44314円 9/19)に迫る場面もあったが、終値では5日移動平均線(44962円 同)上を保つ底堅いイメージを残した。
RSI(9日)は前日91.0%→82.3%(9/19)に低下。基本的には5日移動平均線上でのトレンドフォローの見方が優先される。きょうの値幅の大きな陰線は上下のヒゲも長く波乱線ともいえる足である。5日移動平均線上から高値更新基調が続く場合は加速度的な動きが一時的に生じる可能性が高い。
一方、3/26高値から4/7安値までの下落幅に対する倍返し(45650円)を達成しており、短期的には上昇一服のタイミングを向えても不思議ではない。連続陰線で5日移動平均線を下回って終える場合、上昇一服機運が高まる公算が大きい。
上値メドは、心理的節目の45500円、3/26高値から4/7安値までの下落幅に対する倍返しの45650円、心理的節目の46000円や46500円などがある。下値メドは、5日移動平均線、10日移動平均線、心理的節目の44000円、25日移動平均線(43368円 同)、心理的節目の43000円、9/4高値(42608円)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
