日経平均株価は3日続伸。前日終値からマドを開けて強いスタートとなったが、伸び悩んだ。ただ、場中に緩む場面がありながらもマドを埋め戻す動きに至らず、底堅い値動きが続いた。
RSI(9日)は前日71.6%→84.9%(9/12)に上昇。連日で史上最高値を更新した。一方、SQ値45016.28円に対して下方で終えており、高値警戒感が強まる可能性がある。きょうはマドを開けた小陰線で終えたが、来週初にマドを開けて反落するケースなどには留意したい。基本的には上昇トレンドフォローの見方が優先されるが、昨年12/27高値(40398円)から4/7安値(30792円)までの下落幅に対する1.5倍返しの水準(45200円)に近いため、来週も上昇が続く場合は短期的な上昇一服のタイミングとなっても不思議ではない。
上値メドは、心理的節目の45000円、昨年12/27高値から4/7安値までの下落幅に対する1.5倍返し45200円、3/26高値から4/7安値までの下落幅に対する倍返し45650円などがある。下値メドは、5日移動平均線(44016円 9/12)、10日移動平均線(43211円 同)、25日移動平均線(42984円 同)、心理的節目の42000円、7/31高値(41151円)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
