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【見通し】11日香港株=上値重いか、利益確定売りや様子見ムードが重し

11日の香港市場は上値の重い展開か。ハンセン指数は前日に心理的節目の26000ポイントに乗せ、終値で2021年9月10日以来4年ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなりそうだ。

 一方、前日に中国の国家統計局が発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.4%下落となり、市場予想(0.2%下落)を下回った。デフレ懸念が強まるなか、中国当局による景気対策への期待が高まっているものの、中国では15日にかけて金融統計や小売売上高、鉱工業生産など8月の主要経済指標の発表が控えており、様子見ムードが広がる可能性もある。

 10日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均は3日ぶりに反落した一方、S&P500とナスダック総合はともに3日続伸した。米8月生産者物価指数(PPI)が予想に反して減速し利下げ期待が高まったほか、人工知能(AI)需要の高まりを背景にオラクルが36%高と急騰し、エヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイセズも2-3%上昇した。一方、新型iPhoneを発表したアップルが下落したことや、翌日の米8月消費者物価指数(CPI)の発表を控えた様子見姿勢も強まり、終盤は利益確定売りがやや優勢となった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はHSBC(00005)が香港終値を上回って引けた半面、美団(03690)やテンセント(00700)、アリババ集団(09988)が下回って引けた。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ