東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は350ドル高の45621ドルで取引を終えた。8月ADP民間部門雇用者数や新規失業保険申請件数が雇用の減速を示す結果となり、米長期金利が大きく低下。9月の利下げに対する期待が高まり、株式に資金が向かった。ドル円は足元148円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが250円高の42880円、ドル建てが265円高の42895円で取引を終えた。
米国株高を好感した買いが入ると予想する。米国の長期金利が一段と低下してきたことから、本日の米8月雇用統計を前にしては警戒よりも期待の方が高まりやすい。きのうの日経平均は大幅高となって節目の42000円や42500円を上回った。週前半は弱かったソフトバンクグループも、きのうは大きく上昇している。地合いの改善が見込まれる中、高く始まり、場中もしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは42700-43100円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
