読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

【見通し】3日香港株=反発して始まるか、資金流入期待が支え

3日の香港市場は反発して始まるか。米連邦準備理事会(FRB)が今月に利下げを再開して米ドル相場に下押し圧力がかかり、香港を含む新興国市場に資金が流入するとの期待は根強い。前日はハンセン指数が3営業日ぶりに反落しただけに、押し目買い意欲が高まって相場を支えると予想する。

 ただ、買い一巡後に上値が伸び悩む展開があり得る。米利下げペースを見極める上で重要な手掛かりとなる米労働市場の指標が週末にかけて相次いで発表されるとあって、様子見気分が次第に強まりそうだ。香港時間3日夜に7月の米雇用動態調査(JOLTS)、5日に8月の米雇用統計の発表が予定されている。また、きょう午前に公表される8月のRatingDog中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)も注目の材料となる。

 休場明け2日のNY株式相場はダウ平均など主要3株価指数がそろって続落。米債利回りの上昇が相場の重しとなった。米連邦控訴裁判所が関税の決定権は議会にあるとして、トランプ関税を違憲としたことで、徴収した関税の還付などによる財政悪化が懸念された。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、電気自動車の理想汽車(02015)、取引所運営の香港証券取引所(00388)、英金融大手のHSBC(00005)、ネット株のJDドットコム(09618)と百度(09888)が香港終値を上回った半面、ビール大手のバドワイザーAPAC(01876)が下回って終えた。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ