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【見通し】NY為替見通し=8月ISM製造業景気指数と雇用指数に要注目か

本日のNY為替市場のドル円は、8月米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値や8月米ISM製造業景気指数と雇用指数に注目する展開となる。

 8月米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値の予想は53.3となっている。
 また、8月米ISM製造業景気指数の予想は49.0となっており、7月の48.0からの改善が見込まれている。
 ISM指数に関しては、雇用指数が7月の43.4から改善しているのか否か、物価指数が7月の64.8から上昇しているのか否かにも注目しておきたい。

 ジャクソンホール会合では、パウエルFRB議長が2つの責務の内、「物価の安定」から「雇用の最大化」に軸足を移して、9月FOMCでの利下げの可能性に言及していた。
 今週は、本日発表される8月のISM製造業「雇用」指数を皮切りに、ADP全国雇用者数、チャレンジャー人員削減予定数、雇用統計、ISM非製造業「雇用」指数などで、最新の米国の雇用情勢を見極めていくことになる。

 ドル円の上値を抑える材料としては、トランプ米大統領によるクックFRB理事解任に対する提訴や次期FRB議長の人選などが挙げられるため、関連ヘッドラインには警戒しておきたい。

 ドル円の下値を支える材料としては、石破首相の進退を巡る不透明感が挙げられる。
 報道によると、総裁選前倒しの是非を問う投票が行われる場合、記名式投票で9月8日頃までには完了する方向とのことである。
 新たな内閣が誕生した場合、財政出動策などで、債券売り、円売り、そして日本株買いが想定されている。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値目処(めど)は、150.92円(8/1高値)

・想定レンジ下限
 ドル円の下値目処(めど)は、146.70円(日足一目均衡表・雲の上限)




(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ