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【見通し】21日香港株=上値重いか、FRB議長講演控え様子見ムード

21日の香港市場は上値の重い展開か。世界の中央銀行幹部や経済学者が集うシンポジウム「ジャクソンホール会議」が21-23日に開かれ、22日午前(香港時間22日夜)にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が控えているとあって、様子見ムードが相場の重しとなりそうだ。

 一方、中国当局による景気対策への期待は強いほか、香港市場では2025年6月中間決算の発表が本格化しており、個別物色の動きが予想される。きょうはシノペック(00386)や華潤電力控股(00836)、李寧(02331)、ビリビリ(09626)などが発表を予定している。

 20日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とハイテク株主体のナスダック総合は下落した。取引時間午後に公表された7月29-30日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、多くのメンバーがインフレ懸念を理由に政策金利の据え置きを支持した一方、投票権を持つウォーラーFRB理事とボウマンFRB副議長が労働市場の下振れリスクを理由に利下げを指示したことが明らかになった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はHSBC(00005)やテンセント(00700)が香港終値を上回って引けた半面、美団(03690)やアリババ集団(09988)が下回って引けた。

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ