東京市場は上昇か。東京市場が休場の間の米国株は、8日は上昇し、11日は下落した。ダウ平均は8日は206ドル高となり、11日は200ドル安の43975ドルで取引を終えた。ドル円は足元148円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが475円高の42295円、ドル建てが505円高の42325円で取引を終えた。
米国株は特段の波乱はなく、11日は下げたとはいえ、7月消費者物価指数(CPI)の発表を前に利益確定売りに押されたような動きであった。ナスダックやS&P500は11日の下げが8日の上げ分の範囲内にとどまっている。為替市場では円安が進行しており、日本株にはプラスの影響が及ぶと予想する。日経平均は昨年7月につけた史上最高値(42224.02円)の更新が期待される中、リスク選好ムードの強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは41700-42400円。
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
