東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックは上昇した。ダウ平均は165ドル安の44240ドルで取引を終えた。関税を巡る不透明感が強く上値は重かったが、エヌビディアなど半導体株には買いが入った。ドル円は足元146円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが165円高の39985円、ドル建てが235円高の40055円で取引を終えた。
米国株は3指数とも小動きであったが、半導体株の動きが良かったことは日本株にプラスの影響を及ぼすと思われる。円安基調の継続も追い風となる。きのうの日経平均は、トランプ大統領が日本に25%の関税を課すというニュースを消化してプラスで終えた。CME225先物は高寄りを示唆しており、売りを出しづらい地合いが醸成されるだろう。米国同様、半導体株を中心にグロース系の銘柄が買われることで、場中はしっかりとした動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39600-40100円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
