日経平均株価は反発。弱含みのスタートとなったが、緩やかに持ち直す動きが続いた。10日移動平均線(39778円 7/8)付近で上値が抑えられたものの、4日ぶりの陽線を形成して終えた。
RSI(9日)は前日の64.8%→64.1%(7/8)にほぼ横ばい。引き続き見方は変わらず、4/7安値(30792円)を起点とした短期波動は上昇が続いている。一方、10日移動平均線を下回っていることで、一目均衡表の基準線(39149円 同)や25日移動平均線(38853円 同)付近まで調整幅が拡大する可能性も高い。ただ、その場合でも6/18高値(38885円)付近に向けた単なる揺り戻しが生じる意味合いとなる。
上値メドは、心理的節目の4万円、6/30高値(40852円)、昨年7/17安値(41054円)、心理的節目の42000円、昨年7/11安値(42102円)、昨年7/11高値(42426円)などがある。下値メドは、基準線や心理的節目の39000円、25日移動平均線、心理的節目の38500円、200日移動平均線(38045円 同)、6/13安値(37540円)などがある。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
