東京市場は上値が重いか。米国株は上昇。ダウ平均は275ドル高の44094ドルで取引を終えた。カナダがデジタルサービス税を撤回すると発表したことで、米国とカナダの貿易交渉進展期待が高まった。米10年債利回りが低下しており、ドル円は足元143円90銭近辺と円高(ドル安)に振れている。CME225先物は円建てが145円安の40295円、ドル建てが45円安の40395円で取引を終えた。
米国株は上昇したが、カナダが交渉で譲歩したことが買い材料となった。足元ではトランプ大統領が日本の自動車やコメの貿易について不満を示しており、日本にはプレッシャーがかかる。ドル円が円高に傾斜していること、きのうの日経平均が大幅高ではあったものの後場に急失速したことなどを踏まえると、米国株高に対するポジティブな反応は限られると予想する。下に値幅が出れば押し目は拾われるとみるが、場中はドル円をにらみながら方向感に欠ける動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは40100-40550円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
