
RSI(9日)は前日の65.3%→81.1%(6/26)に上昇。あす以降は目先的には上昇のハードルが高くなる。引き続き見方は変わらず、4/7安値(30792円)を起点とした短期波動は上昇が続いている。きょうは一目均衡表の転換線(38820円 同)が上昇するタイミングにあたり、上手く順応する格好となった。
5月中旬以降の三角保ち合いを上放れる格好となっている。ただ、短い期間の保ち合い放れのため、上値に対するエネルギーはさほど蓄積されておらず、目先の上値余地は4万円以下に収まる想定が必要となる。
ただ、パターン分析では4月前半の安値を先端に「スパイクボトム(V字)」を確認している。目先の上値は限定的と想定しつつも、当面の見方としては意外高のシナリオは想定しておきたい。
上値メドは、心理的節目の4万円、12/27高値(40398円)、7/17安値(41054円)、心理的節目の42000円などがある。下値メドは、心理的節目の39000円、10日移動平均線(38613円 同)、25日移動平均線(38140円 同)、6/13安値(37540円)、100日移動平均線(37205円 同)、心理的節目の37000円などがある。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ