
米国株、ドル円、米長期金利のいずれも大きな動きは出ておらず、FOMCは波乱なく消化した。米国株の引け味が悪かったことから日本株は売りが先行するとみるが、下値は堅いと予想する。一方、本日の米国が休場であすの材料難が予想されるだけに、動きが良くなれば、きのうまでの上昇に対する利益確定売りは出てきやすい。トランプ大統領がイランの核施設攻撃を検討しているといったニュースも伝わっており、ここからの上値追いには慎重になるとみる。上にも下にも値幅は出づらく、現状近辺での一進一退が続くだろう。日経平均の予想レンジは38650-38950円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ