
一方、米中協議の進展への期待が引き続き下値を支えるだろう。米ホワイトハウスのレビット大統領報道官は3日、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と今週後半に協議すると明らかにしている。もっとも、トランプ米大統領は4日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、習近平主席との合意形成は「極めて困難」と投稿。協議が進展するかは依然不透明。また、香港時間の6日夜に米雇用統計の発表も控えており、様子見気分が広がる可能性がある。
4日のNY市場でダウ平均は5営業日ぶりに反落。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3日続伸した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は大型ネット株の美団(03690)、アリババ集団(09988)、テンセント(00700)が香港終値を上回った半面、国際金融株のHSBC(00005)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ