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【見通し】ロンドン為替見通し=HICPがさらなる後押しや巻き戻し材料になるか注視

ロンドンタイムは、5月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値の発表が予定されている。総じて米中を中心とした通商交渉の行方をにらんだ展開となりやすいが、同問題の決着がつくまで方向感が定まりにくく、ドル安が強まる場面があっても調整を挟みやすい。

 東京タイムはユーロ安・ドル高方向へ次第に傾いたが、HICPはさらなる後押しや、その巻き返しの材料になる可能性がある。事前予想ではヘッドラインの数値は前年比+2.0%(4月+2.2%)、コアが+2.4%(同+2.7%)と、前回より伸びが鈍化するとの見方。まずは予想比での強弱に反応しそうだ。

 マーケットでは欧州中央銀行(ECB)が中銀預金金利を2.25%まで引き下げたことに着目し、1.75%から2.25%の間にあるとしている中立金利のレンジ上限に達したとみる向きがある。中立ゾーンに差し掛かってきた金利水準に影響を与える有力な材料として、HICPを注視するマーケット参加者は多い。


想定レンジ上限
・ユーロドル:4月22日高値1.1547ドル

想定レンジ下限
・ユーロドル:6月2日安値1.1341ドル。

(関口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ