
RSI(9日)は前日の64.9%→53.9%(5/30)に低下。4/7安値(30792円)を起点とした短期波動は上昇継続の判断となる。前日に5/13につけた終値ベースの直近高値(38183円)を上回ったことも上昇継続の確度を高める要因となる。
75日移動平均線(36790円 同)が依然として下落基調にあることが株価の上値を限定的にする要因になりえるが、200日移動平均線を上回っており、目先的には5日移動平均線の強い上昇を支えに上値を試す展開が想定される。
5月前半には、終値ベースで3/26につけた急落前の戻り高値(38027円)を更新し、4月前半の安値を先端とした「スパイクボトム(V字)」が完成した。その後、微調整にとどまりながら直近高値を超えてきたことで、意外高のシナリオも想定しておきたい。
上値メドは、5/29高値(38454円)、心理的節目の39000円、心理的節目の39500円、2/13高値(39581円)、心理的節目の4万円、1/24高値(40279円)などがある。下値メドは、10日移動平均線(37584円 同)、25日移動平均線(37092円 同)、75日移動平均線、心理的節目の36500円や36000円などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ