
ダウ平均は1日の終値40752ドルとの比較ではややプラス。6日の下げの度合いは大きいものの、休場前の水準から大きく変化しておらず、ネガティブな影響は限定的とみる。ドル円は先週末との比較では円高に振れているが、本日の朝方にはベッセント米財務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表が中国当局者と会談するとの報道が出てきており、142円台で推移していたところからは円安に傾斜している。休場前の日経平均は7日続伸と強い動きが続いており、米中交渉進展期待を好感した買いが入るだろう。引き続き決算を材料に個別物色の活況が見込まれる中、場中も売り急ぎが手控えられて、しっかりとした動きになると予想する。日経平均の予想レンジは36700円-37300円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ