
マイクロソフトとメタの上昇に関しては、東京市場ではきのうの時間外の動きで先んじて織り込んでいる。決算を発表したアップルとアマゾンが時間外で下落しており、日本のハイテク株への好影響は限られるだろう。それでも、米国株の上昇が続いている点は安心材料。ドル円の145円台乗せも日本株をサポートする。本日は米国で4月雇用統計が発表されるが、結果次第ではもう一段円安が進む可能性もある。連休前でも売りは手控えられ、高く始まって強い基調が続くと予想する。なお、日米で2回目の関税交渉が行われており、関連ニュースに振らされる可能性がある点には留意したい。日経平均の予想レンジは36550円-37050円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ