
香港市場ではハンセン指数が前日まで6連騰したとあって、戻り待ちの売りが出やすい。また、中国の国家統計局はきょう午前、1-3月期の国内総生産(GDP)速報値などの主要な経済指標を発表する予定。中国の景気減速や政策動向を見極めたいとして、次第に様子見ムードが広がる展開があり得る。
15日のNY株式相場は、ダウ平均など主要3指数がそろって3日ぶりに反落した。関税を巡る不確実性が相場の重しとなった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)、香港都市ガス事業のホンコン・チャイナガス(00003)が香港終値を下回った半面、英金融大手HSBC(00005)や長江グループ系エネルギー事業会社の電能実業(00006)が上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ