
一方、中国では16日に2025年1-3月期の国内総生産(GDP)や固定資産投資、3月の小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標の発表が控えており、手控え姿勢が強まる可能性もある。また、ハンセン指数は前日に2%超上昇し、5営業日続伸した後とあって、利益確定の動きも予想される。
14日のNY株式相場は主要3指数がそろって続伸。トランプ米大統領がスマートフォンやコンピューター、半導体などを「相互関税」の対象から除外すると発表したことで、トランプ関税への過度な警戒感が和らいだ。ただ、トランプ大統領などが、この適用除外は恒久的なものではないとしたことで、関税を巡る不確実性が一段と高まった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、美団(03690)が香港終値を下回って引けた半面、テンセント(00700)やHSBC(00005)、アリババ集団(09988)が上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ