
下影大陽線引け。昨年10月以来の安値144.00円まで下振れる動きが先行した。しかし突っ込み気味に売り込まれた同水準から流動性の乏しさもあって大きく反発し、147.76円でNYを引けている。目先の抵抗だった一目均衡表・転換線・基準線を上回った。昨日147.61円で引けた両線のうち、本日147.25円へ切り下がった転換線はまだ低下が続く見込み。下押し局面での支えになりにくいかもしれない。だが、横ばいが続く公算の基準線の状態は底堅さ維持への期待を高める一因。さらに戻りを試すことができるか見定めたい。
レジスタンス2 149.28(4/3高値)
レジスタンス1 148.70(3/31安値)
前日終値 147.76
サポート1 146.64(4/9レンジ61.8%水準)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ