
中国外交部報道官は8日の記者会見で「もし米国が両国および国際社会の利益を顧みず、関税戦争・貿易戦争に固執するのであれば、中国側は最後まで応じる」と述べ、改めて報復する方針を示唆した。
8日のNY株式相場はダウ平均が4日続落し、ハイテク株主体のナスダック総合は反落した。トランプ米政権による相互関税の発動を9日に控え、経済の先行き不透明感が強まった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主大型ネット株のテンセント(00700)、アリババ集団(09988)、美団(03690)、JDドットコム(09618)、金融株のAIAグループ(01299)、中国建設銀行(00939)、取引所運営の香港証券取引所(00388)がそろって香港終値を下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ