
米3指数はいずれも小幅な上昇にとどまったが、ダウ平均やS&P500は終盤にプラス圏に浮上しており、引け味が良かった。現状、米国の関税については過度な警戒が和らいでいる状況であり、下値は堅いとみる。このところの日経平均は高くなっても場中に失速することが多く、あすに権利付き最終日を控えて3月決算銘柄は手がけづらい。そのため上値も重いとみるが、米国株の下値不安が後退しつつある中、プラス圏で落ち着いた動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは37700円-38100円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ