
また、中国では全国人民代表大会(全人代)が11日までの日程で開かれており、政策期待も相場の支えとなりそうだ。ただ、ハンセン指数は前日に2.84%高と大幅に反発した後とあって、利益確定の売りが広がる可能性もある。また、7日には米雇用統計や中国の貿易統計、9日には中国の物価統計の発表が控えており、様子見ムードが強まりそうだ。
5日のNY株式相場は主要3指数がそろって3日ぶりに反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、アリババ集団(09988)やテンセント(00700)、美団(03690)、HSBC(00005)などが香港終値を上回って引けた。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ