
米国株は上昇したが、CME225先物は下落スタートを示唆している。夜間の日経平均先物も日中比190円安の38980円と39000円を割り込んで終えている。1月開催のFOMC議事要旨を受けて米10年債利回りは低下したが、ドル円が円高(ドル安)に振れており、為替に対する警戒が強くなっているもよう。きのうの日経平均は場中のドル円の変動に神経質となっており、米国株高を好感できずに下落した。きょうも円高を嫌って安く始まり、為替をにらみながら不安定な動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38800円-39100円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ