
米国で引け後に決算を発表した主力銘柄の時間外の反応は、メタやテスラが上昇し、マイクロソフトが下落。メタは大幅な上昇となっている。米国株安のネガティブ要素を跳ね返せるかというと微妙で、日本株は売りに押されると予想する。きのう引け後にアドバンテストが上方修正や増配を発表している一方、29日の米国ではエヌビディアが4%台の下落となっており、半導体株には好悪材料が入り交じる。全体的に決算発表銘柄の売買は盛り上がるだろうが、発表前の銘柄は手がけづらさが意識されそう。ドル円や米長期金利は落ち着いており、深押しするようなら下値は拾われるとみるが、場中はマイナス圏で方向感に欠ける動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39100円-39500円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ